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2009/10/17

第5回・デジタルメディアコンテストの審査結果

今年も沢山の高校生の皆さんに応募して頂き、有り難うございました。
厳正な審査の結果、下記のとおり受賞者が決まりました。(→審査会の様子等
なお、情報学部としては、来年度以降もこのコンテストを継続していきますので、来年度も素晴らしい作品が応募されることを期待しています。

1.デジタルアート部門:テーマ「希望」               【審査講評】審査委員長 池末純一講評のまとめ:審査委員長 池末純一








平田 葵
(ひらた あおい)
【作者解説】

「希望」ってなんだろう、と考えたとき、高校生の私にとって希望とは眩しくもあり重くも感じる大きなものでした。
高校生と言ってもまだ生まれて十数年しかたっていない未完成な人間ですが、未熟だからこそ恐れながらも一歩踏み出す未来に「無限の希望」があるのではないか、と思い女子高生をメインに活発なイメージで作品を制作しました。

宮崎県立佐土原高等学校

【審査講評】
高校生らしい若さと躍動感に満ちあふれた画面構成です。
色づかいも軽快で、明快で、元気の良い女子高生の希望を的確に表現することに役立っています。
この絵のように、自ら大空に羽ばたき希望を掴むように、将来を期待します。












畑 幸江
(はた ゆきえ)
【作者解説】
私は、今年の夏休みに建築コンペに挑戦しました。
この絵は、その時の様子を3Dで表現しました。右側でコンピュータを操作しているのが私です。実は他の友達は全て私が制作したロボットなんです。私は作業内容をプログラムしています。
私の「希望」は図面をロボットに書いてもらい楽をすることでしたが、プログラムを打つことがこんなに大変だなんて思ってもいませんでした。(この作品はAutodesk 3ds max を使用しました。)

三重県立四日市工業高等学校

【審査講評】
本格的な3次元CG「3dsMax」を使いこなして、苦労して作業している製図コンペに挑戦している教室の様子がうまく表現できています。
今回のテーマ“希望”との繋がりが、ちょっと分かりにくかったですね。








浜中 和
(はまなか ひとし)
【作者解説】
この作品は、「希望」がテーマということで、「光」を中心として作りました。この絵は、暗闇が背景で、その中心の虹色の光が暗闇を照らし、さらに一番中心の一際明るく輝く光によって暗闇をさらに明るく照りだしています。つまり、深い絶望という名の「暗闇」の中を、「希望の光」が明るく照らしだし、「暗闇」に負けない大いなる「希望の光」で「絶望」を「希望」へと変えていってる。といったイメージで作品を作りました。

大分県立竹田高等学校

【審査講評】
始めこの作品を見た時、作者は女の子だろうと勘違いしました。
若い女性が抱く人生に対する不安と期待が、画面からにじみ出しているようでした。
不安に負けずに希望を胸に秘めて、強く生き抜いて欲しいものです。







大森 貴之
(おおもり たかゆき)
【作者解説】

 この作品は星空を見上げている子供を描いた作品です。現在の私たちの生活では夜になってもあちこちで電気がついているので星が見えません。
 そこでこの作品では、 窓を開けると空一面の星空があり、子供が星に願いを込めている「希望」を描きました。
 また、窓を開き窓にすることで子供の希望が開放されている様子をイメージし、暗い部屋の中に白いレースを描くことで、子供の純粋な希望を表わしました。

静岡県立科学技術高等学校

【審査講評】
シンプルだがロマンを感じる作品ですね。
君はその時、どんな願いをしていたのかな?気持ちよい涼しい夜風が部屋に忍び込んでいますね。
いつまでも子供のような純粋な気持ちを胸に抱いて、生きることにチャレンジして下さい。











戸板 真美
(といた まみ)
【作者解説】

私が思う「希望」は「友達」や「友情」です。今回作成した作品は、ひとつのベンチに二人で座ろうとしている様子です。昨日見たテレビ番組や学校での出来事などの他愛ない話や、将来のことを真面目に話すことの出来る友達とは大切な存在だと思います。そのような話を落ち着いてすることによって、さらに友情を深めることが可能です。
また、なんでも話せる友達がいるということは自分にとって心強いですし、自分の「希望」に繋がるのではないかと考え、この作品を作成しました。

福島県立いわき総合高等学校

【審査講評】
作者解説文を読むと、なぜこんな表現になったのか理解できますが、やはり作品だけで希望を表現して欲しかったです。

画像処理技術に対して、多くの審査委員から好評を得られました。




中野 恵大
(なかの けいた)
【作者解説】
この作品は、青い空と夏の緑を使い作成しました。今回の作品のテーマが「希望」ということだったので、どこにでもある日常の中から暗さと明るさのギャップを出しました。それにより、「希望」というものが光という形となって表すことができました。そして暗い部分が、希望とかけ離れたところにあるものに表現されたと思います。緑を使うことによって明暗がより強まる効果を期待しました。日常のなかにあるような光のまぶしさを、「希望」に当てはめてみました。

福島県立いわき総合高等学校

【審査講評】
モチーフとして“若葉”に思い至ったことで、既にこのテーマに肉薄しています。ギラギラと輝く太陽によって、強い希望を感じ取れますが、もう少しグラフィック処理を工夫すると、更に上位の賞を獲得できたでしょう。





嶋田 知夏
(しまだ ともか)
【作者解説】

子供たちが真っ白な世界を、思い思いに「希望」で染め上げていくイメージで書きました。羽が生えているのは、子供たちには無限の可能性があるということを表現しています。
小さい頃に描いた落書きの中に、「こうなりたい」「こんな未来が見たい」というものが多く含まれていたことを思い出しながら製作しました。まだ白い部分が多いのは、これからももっと希望を描いていけるということと、どれだけ描いても、希望を描くためのスペースは埋まらないということを表現しています。
多くの子供たちが、大きな希望をもって人生を歩んでいけるといいなと思いました。

宮崎県立佐土原高等学校

【審査講評】
作者は楽天的な明るい性格の女学生でしょうね?
心の根が明るいことは、まことに喜ばしい。これからも、思い切り“人生の落書き”を楽しんで欲しい。










 

2.ホームページ部門:テーマ「紹介ページ」        【審査講評】審査副委員長 日當明男め:審査副委員長 日當明男




新宮 正太郎
(しんみや しょうたろう)

【作者解説】
 今回のホームページは「もっと佐土原高校を魅力的に紹介するホームページ」を目標に昨年の反省をふまえて作りました。

最も力を入れたのはオープニングのFlashとCSSです。

特にCSSは最近話題になっているSEO対策の一環として使用し、間にiframe文でhtmlを呼び出す形式を採用しました。(以下省略)

宮崎県立佐土原高等学校
(メンバー:眞鍋)

【審査講評】
 全体として統一感があり、学校紹介のホームページにふさわしい作品と思われます。オープニングのFlashは「はばたけ」をイメージさせるものであり、制服紹介ページなど、見せ方も工夫されています。また、淡いブルーを基調とした目に優しい色使いも、高評価に繋がりました。










徳永 かずえ
(とくなが かずえ)

【作者解説】
この作品は私たちが3年間マルチメディア部で学んだことや感じたことをマルチメディア部の部員、顧問の先生の紹介とともにホームページという形で、表現しています。TOPの画像やアイコンなど自分たちを動物に例え親しみやすさを表現しました。一番大変だったことは、ホームページ全体を明るくするために色彩など細かい所までこだわったことです。
自己紹介のページは各個人で作成したので、個性が前面に出ているところを注目してほしいと思います。

那珂川町立福岡女子商業高等学校
(メンバー:佐藤、山口、村上)

【審査講評】
 インパクトの強いトップページで、ホームページ全体の弾ける雰囲気を良く表わしています。随所に小技が効果的に使われており、見せ方がうまく、女子高生の感性に溢れたサイトに仕上がっています。また、制作環境と参考文献を提示している所には好感が持てます。












島田 博紀
(しまだ ひろき)

【作者解説】
このホームページは宮崎県の延岡市を紹介す
るページです。項目は、自分の学校の紹介、
地元の工業、特産品または行事などです。O
Pムービーでは3Dを使い、写真館の表示には
、Falshを使っています。
このホームページを作成するにあたり、スタ イルシートだけでなく、JavaScriptも使っています。(以下省略)

宮崎県立延岡工業高等学校
(メンバー:甲斐、黒木)

【審査講評】
 まずオープニングの3Dグラフィックス動画のすばらしさに驚きました。また、Flashを用いた写真館も写真の選び方に工夫が感じられ、地元の紹介として効果的でしょう。ただ一点、いくつかの画像のリンクが切れていたのが残念でした。









山口 愛美里
(やまぐち えみり)

【作者解説】
ふとした時にお祭りのことを調べていたら、お祭りの由来にはおもしろいものが多いことに気がつきました。また、お祭り自体も面白く、この宮崎のお祭りの御面白さを全国に伝えたいと思いこのホームページをつくりました。(以下省略)

宮崎県立佐土原高等学校
(メンバー:上杉)

【審査講評】
宮崎の伝統ある祭りを季節ごとに整理し、キャラクタに解説させる形式は面白い。写真も多く活用され,その雰囲気を効果的に伝えている。しかし、数枚だけ、写真のオリジナルの写真の縦横比を変えてリサイズしており、写真が見難くなっていたのが残念。











竹内 大夢
(たけうち だいむ)

【作者解説】
地元宮崎はマンゴーが特産物として有名で、絶品の美味しさです。

そんな美味しいマンゴーをみんなに知ってもらいたいと考えこのテーマを選びました。

マンゴーの歴史や概要だけでなく、マンゴーの美味しい食べ方、お得情報などみんなが得する情報を多く載せています。(以下省略)


宮崎県立佐土原高等学校
(メンバー:北野)

【審査講評】
宮崎名産のマンゴーについてかなり詳しい所まで調査している。マンゴーのことを知ってもらいたいとの気持ちが良く伝わってくる。
全体のデザインや色使いが統一しているのは良い。ただ、文字色が薄く見難く感じるところもあり残念であった。また、写真をもう少し活用すると良かったかもしれない。








 

表彰式

2009年11月7日(土) オープンキャンパス開催時に表彰式を行います。
最優秀賞受賞者および引率者 (先生)は表彰式に招待致します。
(長崎までの旅費・宿泊費は本学にて全額負担致します)

 

特典

最優秀賞、優秀賞を受賞した者は、『特待生B 』の出願資格を得ることができる。
 ※「AO(特待生)入試」で選考。
詳細はこちら

文責:デジタルメディアコンテスト・実行委員長 池末純一