ホーム > 学部・学科 > 情報学部 > 情報学部のニュース > 2009/09/07
2009/09/07
公開講演会(案内)
-
テーマ:
「これからのロボット技術と福祉工学」
本学科で研究した2足歩行ロボット
- 主旨:
ロボット技術の発展とともにその応用分野が広がり、人間の生活に密着するような分野への可能性が注目されるようになってきました。ロボット技術が実際に福祉や生活の支援のために使われれば環境や人に優しい社会の実現のために大きな力を発揮するものと期待されます。
しかしながら従来のロボット機器においては使う人の立場からのさまざまな問題点が指摘されており、人間と一緒に生活できるようなロボットが実現するまでには、クリヤしなければいけない技術的な課題がたくさんあります。一方、人間とロボットの関係にも人間的な接し方、付き合い方が求められます。
ロ ボットを使用する現場の立場からこれらの問題点を明らかにし、これからロボット技術と福祉工学が連携して進むべき方向を探ります。 - 日時:
平成21年10月10日(土)午後2時 ~4時
- 場所:
長崎歴史文化博物館(ホール)
長崎市立山1丁目1−1
- 内容:
①基調講演 「福祉の現場からみたロボット技術の課題」
小野栄一氏 (厚生労働省 福祉工学専門官(初代)
略歴:
・ 昭和58年4月
通商産業省 工業技術院 繊維高分子材料研究所 第四部 システム研究室・研究官
・ 平成12年4月
通商産業省 工業技術院 電子技術総合研究所 知能システム部自律システム研究室
主任研究官
・ 平成20年10月
厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 企画課 自立支援振興室
福祉工学専門官(初代)
現在に至る。研究歴:
・ 大型プロジェクト自動縫製システム
・ 柔軟物のハンドリング
・ 日常生活支援ロボット
・ 対人サービスロボット
等の研究開発
- 質疑応答:
- 問い合わせ先:
長崎総合科学大学 情報学部 知能情報学科 (Tel 095-838-5181)公開講演会のポスター(600KB pdfファイル)
多関節ロボット
②パネルディスカッション
「ロボットと人間の未来」」
小野栄一氏
安田元一(知能情報学科 教授)
田中義人(知能情報学科 教授)
※総合司会:房安貴弘(長崎総合科学大学 准教授)
アーモン(上肢支持装置) 写真提供 Microgravity Products BV